初代登場は1966年という、長い歴史を誇るトヨタ カローラ。長く愛されているカローラシリーズが、2026年には次期型で愛に応えてくれそうだ。現行型同様に3種のボディが用意されるが、さらにトヨタはプレゼントを用意している!?
※本稿は2025年1月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ
初出:『ベストカー』2025年2月10日号
従来の3種のボディに加えツーリングに3つのバリエーションが!?
次期カローラは2026年登場車のなかでも最大級の注目モデル。次世代車に移行するこの時期に、日本を代表するファミリーカーがどう進化するのかは大いに気になるところだ。
次期カローラは現行型同様にセダン、ツーリング(ワゴン)、スポーツ(HB)の3種類のボディが用意される。パワーユニットはHEVとPHEVで、次世代4気筒エンジンの1.5L・NAバージョンが使われる。
この次世代エンジンは2028年以降に欧州で導入予定の厳しい排ガス規制「ユーロ7」への対応も見据えて設計されており、排ガス対応用の高価な補器類を使うことなく出力を維持できるとされている。また、既存の3気筒1.5Lに対して体積、全高をそれぞれ10%低減させられるのも特徴だ。
次世代エンジンの、特に1.5Lは電動化を前提としており、HEV、PHEVとの組み合わせで実力を発揮する。NAは既存の2Lクラス、ターボは2.5Lクラスまでカバーできる出力を発揮する。
現在入っている情報ではツーリングのバリエーションが増えるとされており、ベース、クロスオーバー、本格スポーツ(GR仕様)の3つが計画されているという。
クロスオーバーはかつてのスプリンターカリブの再来、本格スポーツはかつてのカルディナGT-FOURの再来というイメージで、「復活」がキーワードになっているここ最近のトヨタの新車計画でも、かなり攻め込んだ戦略だ。
GR仕様はGRヤリス&カローラの直3、1.6Lターボ+GR FOURを採用するという情報だが、ここにきて次世代1.5LターボのHEVという噂も出てきている。そのあたりの詳細は今後の情報を待ちたいところだ。
いよいよカローラも次世代車へ移行。日本を代表する国民車の新たな歴史が始まる。
●新型トヨタ カローラツーリング 予想スペック
・全長×全幅×全高:4500×1750×1500mm
・ホイールベース:2650mm
・パワーユニット:直4、1.5L・HEV&PHEV
・最高出力/最大トルク:120ps/15.0kgm
・システム出力:150ps
・駆動方式:FF/4WD
・予想価格:250万〜350万円
コメント
コメントの使い方ここに掲載されている写真から判断すると、これは2025年型トヨタ・ヤリスにも搭載されているG16E-GTS R3エンジンのことです。
カローラも随分立派になりましたね。現行モデルもですが・・・
もう、アリオン・プレミオでいいじゃん。カリブでなくカルディナでもと思います。
カローラはもう少しエントリーカーらしくてもいいかな。
トヨタは、燃費のために3気筒エンジン開発したんじゃなかったんすか?
メガーヌっぽくて素敵かも。